Raspberry PiでUWPアプリを開発する準備!
UWP!
Windows 10 IoTで動作するアプリは、UWP (Universal Windows Platform) のアプリです。
Visual Studio Installerで、「ユニバーサルWindowsプラットフォーム開発」をインストールしておきましょう! (ここでは、Visual Studio 2017を使っています)
UWPのプロジェクトを作る!
Visual Studioの「ファイル」メニュー→「新規作成」→「プロジェクト」を選択し、「新しいプロジェクト」ダイアログを表示します。
左側のペインで「インストール済み」→「Visual C#」→「Windowsユニバーサル」を選択し、中央のペインで「空白のアプリ(ユニバーサルWindows)」を選択します。
プロジェクトの名前、格納するフォルダー、ソリューションの名前を決め、「OK」ボタンを押し、プロジェクトを作ります。
作るアプリの対象となるWindowsのバージョンを尋ねてきます。適切に設定しましょう!
プラットフォームをRaspberry Piに限定する!(オプションです)
UWPは「ユニバーサル」なプラットフォームなので、Raspberry Pi以外のプラットフォームが含まれています。このままで別に問題はありませんが、Raspberry Pi専用のアプリという意味で、いらないプラットフォームを削除しておきます!
Visual Studioの「ビルド」メニュー→「構成マネージャー」を選択し、「構成マネージャー」ダイアログを表示します。
「アクティブソリューションプロジェクト」ドロップダウンから「編集」を選択し、「ソリューションプラットフォームの編集」ダイアログを表示します。
「プラットフォーム」に表示されているもののうち、「ARM」がRaspberry Piですね。それ以外の「x64」「x86」を削除しましょう!
アプリをデバッグするRaspberry Piを設定する!
アプリをデバッグするRaspberry Piが起動し、PCから接続できることを、「IoT Dashboard」などで確認しておきます。
Visual Studioの「プロジェクト」メニューから「<プロジェクト名>のプロパティ」を選択し、プロジェクトのプロパティを表示します。
左のペインから「デバッグ」を選択します。
「開始オプション」の項目「ターゲットデバイス」を「リモートコンピューター」に設定します。
「開始オプション」の項目「リモートコンピューター」の右の「検索」ボタンを押し、「リモート接続」ダイアログを表示します。
Raspberry Piが起動していたら、「自動検出」のところに表示されますので、選択して「選択」ボタンを押します。
以上を、必要な「構成」に対して行ってください!
準備完了!
さぁ!Raspberry PiでUWPアプリを動かす準備ができました!